Bitter Sweet

ときめきたいったらありゃしねえ

アイドルって青春の匂い

<p>今週のお題「アイドル」</p>

 

 

 

W杯、ギリシャ戦、日本引き分けてしまった

 

まぁ、しょうがない。1番勝ちたかったのはブラジルで戦っている彼らだろうし、ここで分けたら後がないことも1番わかっていたのは彼ら。「悔しい」と口を揃えて言う様子に胸が苦しくなったよ。

 

僕らがグズグズ言うことにはなんの意味もない。

 

多くの人が日本で画面を通して届くわけもない声援を送っているわけですが、頑張っていたのは本当に伝わった。勝ち点3はついて来なかったけれども、フィジカルの弱さをパスワークや戦略、気持ちでカバーしているサッカー日本代表の方々を見ると本当に誇りに思うよ。

 

 

 

左胸のその国旗はとても重いだろう。

 

足が重くても、気持ちが折れそうでも歯を食いしばって走ってる姿は素晴らしい。

 

まずグループリーグではあと一戦。日本人らしいプレーをして、突破を願いましょう。

 

 

 

さておき、
 
 
 
 
 
 
昔は目標としていて、今なお尊敬をしてやまないサッカー日本代表が僕にとってのアイドルのような存在です。
と、
締めくくっても良かったのですが、
 
 
 
 
今週のお題がアイドルということで、これはもう少し書き連ねたいものがあるなぁと。
そう。
 

AKB48

という存在。
 
 
どハマりしたわけです。約5年間くらい。いや、もう少しでしょうか。
中学校2年生?3年生?ぐらいから。
 
メンバーの出ている本を買い漁り、CD全タイプ予約して、握手会にも行った。
 
 
多分将来、今のメンバーが殆どいなくなった頃、僕達がいい大人になった頃、「AKB48の時代だった。」と呼ばれるほどに凡ゆる媒体に48Gのメンバーが使われていた。いる。
 
 
 
 
僕はもうコンサートにも握手会にも行かずに、インターネットで多少気になって見てみたり、TVに出ているメンバーを見て「出てるなー」と思うくらいの気持ちの濃さになってしまった。
 
 
 
アイドルの現場では昔を懐かしむと「懐古厨」とか言って嫌われる。そんなこと言ったって僕の青春は今より少し前のAKB48だし、その時の方が輝いて見えたし、時代が進むに連れて好きなメンバーもみんな卒業していくのでなかなか切り替えは出来ない。しょうがないじゃないか(えなり風)
いや、勿論今は今で魅力的だとは思うけれど。
 
 
 
 
そう、関心が薄れてしまった僕だが、最近のあの事件には心底腹が立った。(全然タイムリーではありませんが、時が経てば許されるような事件ではないと思うので許してね。)
 
 
 
握手会で暴れた男がいて、メンバー2人とスタッフ1人が怪我をした。
 
スタッフの方には本当に敬意を表したい。アルバイト?だったのかな。凶器を振り回す正気の沙汰じゃない人間を止めにかかるのは相当の勇気が必要だっただろう。早く良くなりますように。
 
 
メンバーは手を骨折したり、頭部に傷を負ったりしたらしい。現場にいたわけではないし、包帯をしている姿しか見ていないのでなんとも言えないが、凄まじい光景だっただろう。
 
誰もがわかる通り握手会というのはファンとの距離が近い。
したがって、握手会というのは運営、メンバーとファンの間に信頼があってこそ成り立つイベントである。
 
今までメンバーに悪口を言ったりするファンも居たが、手を上げるファンはいなかった。そんなことをする人でも他のメンバーは大好きだし、グループも大事だし、寧ろきつく言ったメンバーのことも期待しているのかもしれない。
本当に本当に嫌いだったらわざわざ握手券買って近づきにいかないだろうし。
 
 
 
約8年間守られてきたルールと秩序がたった1人の行動によって壊されてしまった。
こんな事件があったことによって色々なことが歪むだろう。ファンとの距離感が売りだった48Gだが、握手会をまた簡単に開催するわけには行かないし、「今まで1人も出なかったけど、暴れる奴がやっと出てきたから俺も」という意味の解らない仲間意識を持った人が出てくるかもわからない。劇場公演のハイタッチの見送りも無くなっているんだろう。
 
 
 

それでも今年も選抜総選挙をやった。

 

 

秋元康、鬼か。

 
 
まぁ払い戻しなんか超大変だし。何百何千と票を入れた人をどうやって落とし前つけるんだと言われれば難しいが。
 
こんな事件には屈しない!とかっていう某関係者のセリフには反吐が出た。貴方は怪我をした当人じゃないから。暴れた人間をその瞬間に見たわけじゃないからそんなことが言えるんだ。ましてや少女だぞ。
そんな陳腐な理由で選抜総選挙を開催したのだとしたら間違っている。
 
 
 
それでそれで
1番嫌だったのは犯人が供述したこの部分。
 

「誰でも良かった」

 
 
 
 
 
 
嘘つけ。
もし、例えば相撲協会の握手会だったら絶対暴れなかっただろう。
相手が女の子だったから暴れたんだ。
自分より弱いとわかっていたから。
 
傷害事件がニュースで流れると犯人は大体そう供述する。そんなわけない。そんなわけないんだ。
 
 
 
 
悲しくなるよ。嫌になる。こんな事件があると。
 
 
選抜総選挙のスピーチの際、まだ心の傷は癒えていないだろうに必死で口角を上げ、空気を変えないように気を遣い、おそらく額にある傷を前髪の分け目を変えて隠して必死に喋っている川栄ちゃんをみてつらくなった。
 
 
なにも出来ないヲタクからするとただただ悲しくなるよ。
 
 
 
 
もう2度とこんなことあってはならない。
 
 
サッカー選手でもアーティストでも誰でも、大好き、尊敬の気持ちがあればその人にとっては「アイドル」なわけで。
 
熱が少しずつ冷めていく日々も来るだろう。それでも自分の大好きなその人を追いかける日々がファンにとってもアイドルにとっても幸せでありますように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

なんか今日真面目。