これまで、これから。ここから。
街ゆく人の装いも、パーカーになったり、シャツになったり、コートになったり。なんか個人的に黄的色が映える季節だと思ってます。秋。小柄の女性が羽織るベージュのコートとか良いですね。頗る。
どうも、アキバです。
今月の15日からかな?
仙台のイービーンズで、石井麻木さんの写真展を開催してまして、16日はトークショー、17日はLOW-ATUSのライブと、同時開催で26日までやっております。
風景の違いとかではなく、震災直後と三年半経った現在の人々の心を写しとっています。
麻木さんは写真を写心と呼ぶ。
ピンと来ない人は写真展、行ってみて下さい。
きっと、わかりますよ。
写真に関してあまり詳しく表せない。
そもそも僕は写真に無知。技術がどうたらとかよくわからなんだ。
でも、それでもこれまでとここからを知るにはとても良い機会だし、グッとくる。気持ちが、鼓動が伝わる。1枚の写心に写されたその瞬間の空気と匂いが伝わってくる。冷たかったり、寒かったり、痛かったり、寂しかったり、怖かったり、でも、あたたかかったり、優しかったり…。
せっかく麻木さんが命がけで東北に持ってきてくれたんだ。
ありがとうございます。しっかり目と心に焼き付ける。
実は僕、麻木さんの写真展、大阪、福島、気仙沼のパネル展、そして今回の仙台。全会場行ってるんです。
なんか行くたびに写真増えてるし、行くたびに胸の奥ぶん殴られてるような気持ちになるので。
次の東京会場も行こう。絶対。
無料なんですよ。
この写真展。
色々お金が掛かると思うんです。労力も相当なものだと思います。
でも、無料なんです。
その意味がわかりますか?
風化が1番怖いんです。
実際にたくさんの物資を送ったり、支援を形に出来ない事情がある人もいるでしょう。
でも、忘れずに、想い続けることはできると思うんです。
今回の仙台会場、そして次回の東京会場もありますから、このヘタレ日記を見てくださってる数少ない皆さん、又はたまたま目にしたそこの紳士淑女の貴方、行ってみてください。まだまだ、これから。ですよ。
東北は強い。ですから。頑張りますよ。これからも。
でも、ほんの少し1人では大変かなぁ、って時には。その時は。
計り知れない哀しみや別れも、少しでも、ほんの少しでも、寄り添うことで生きる力に変えられたら。
色んな人達が色んなやり方で色んな角度から前に進み始めてる。
今日は風が少し強いかな。少し歩きにくいかな。向かい風だろうか。
でも、いいんだ。いつか追い風に変わって肌寒かったものが心地よくなるだろう。
その「いつか」の鍵は僕達が握っている。
♪青空/THE BLUE HEARTS