アルバイトから帰ってきて、お風呂に入ると、もう夜もだいぶ更けていて
家の中も耳を澄ませば張り詰めた音が聴こえる程静まり返っている。
生活リズムが全く異なる祖父と祖母に迷惑がかからないようにとテレビの音量を「5」まで下げ、自分でも耳を傾けないと聞こえない位まで落とす。勿論部屋の電灯は真っ暗である。
そうして家族にまで気を遣いながら
iPhoneの画面をなぞり文を書く
きっと目が悪くなるんだろう。
見えてるのか?
見えてたものが見えなくなっていないか?
明日目が覚めたら、全てが透明に見えてたらいいなぁ。
♪こぼれ落ちて/back number