Bitter Sweet

ときめきたいったらありゃしねえ

タジン鍋を持っていればお洒落という風潮



今更だが、タイトルと本文は一切関係無い。全く無い。清々しい程無い。皆無。虚無。
語呂、リズム、思いつきが全て。タイトルを嗅いでやって来た方、ごめんなさいね。悪しからず。








やらなければいけないことは重々承知だけれども、やらなくても良いことばかりが僕の優先順位をぶち壊してゆく。



説明会の最後や、はたまた講話の終盤に訪れる「質問はありませんか?」
わからない事がわからないのだから質問なんか出てくるわけがないのだ。そういった時に静寂を破るのは話に熱心に耳を傾けた者ではなく、潜在的にそれなりの知識を兼ね備えていた者か、的外れの阿呆である。

其れに似た「手も足も出ない、又は出したくても出ない現状」に更に怠惰を重ねる日々を送ると徐々に人間は腐っていくのだという事を実感している。精神的にも、物理的にも腐敗して爛れる。
丁度僕の右半身も卵の腐った臭いがしてきたところだ。


やらなければならない事なんて全てだ。
自惚れてはいけない。自分に何が足りると言うだろうか。
僅かばかりの行動力を捻り出し、履歴書を書いたところで、自らの学の無さと品の無さが透けて見えるのみである。



しかし、息苦しくなると他人の感性をつまんで呑み込む今迄の僕を作ってきたものも、果たして無駄であったのか。
今の僕自身には何も無いが、先人たちの研ぎ澄まされた感性は確かに僕の中で息づいている、はず。
彼らを否定する訳には、いかない。


ペンを持て。