Bitter Sweet

ときめきたいったらありゃしねえ

もちつもたれつ

今週のお題ゴールデンウィーク2015」





僕はゴールデンウイークの半分を南三陸で過ごした。
初参加のボランティア団体に参加して定期支援に訪れた。


超絶人見知りの僕が申し込みをした時点で奇跡のようなものだ。いつもの自分なら申し込み画面で全ての項目を入力しても決定ボタンを押せない筈なんだ。でも、押せた。押して良かった。

沢山の人と出会った。石巻とか登米から参加の人。仙台、福島からの人。茨城の人。千葉の人。埼玉の人。東京の人。名古屋の人。大阪の人。奈良の人。福岡の人。。。
年齢も住まいもバラバラだけれど、東北を想う気持ちは同じで、強い。優しい。



行かなきゃわからないことも多いし、やらなきゃ始まらないことだって沢山あると思う。
自分にとっては凄く躊躇する一歩目をこのチームと仲間で踏み出せて良かった。




とにかく風化はさせない。
参加、発信、行動の繰り返し。まだまだこれから、ここから。






夜中3時位まで、お酒を飲みながら語らい合ったんだ。大人10人位で。
そこには家族を震災で無くした方も、実家が流された人も、阪神淡路の震災を経て関西から来た人も、僕の様に初参加の人もいた。



単純に、大人が本気で話しているのを初めて見た気がして衝撃を受けた。
輪になってボランティアの在り方とか東北の今後を本気になって話し合った。

泣きながら話すんだ。東北の事を。いい大人が。

嬉しかったなぁ。

東北に住む僕は、膝を抱えながら黙って彼らの熱弁に耳を傾けながら、昨日初めて会ったこの人達の事が何だか昔からの友人の様に思った。








現地の人でさえ大人数で動く僕らを見て
「何で?何しに来たの?」と言う。



誰かを助ける、なんて
そんな大それた事を言うつもりは無いけれど大好きな東北、大好きな南三陸の人に会いに来て、いつものお婆ちゃんとお話をしに来た。それで良い。



自己満足、上等ですよ。
自分が後悔しない事を自分でする。
行動を起こさない奴の外野からの声なんて届かない。












また、南三陸のお婆ちゃんとお茶して、9割聞き取れない訛り満載のすべらない話をあの仮設住宅で聴きたい。
あの子も、待ってる。また野球しようって言ってくれたり。キャッチボールの練習しなきゃ。保護者の方も毎週来て欲しいって言ってくれたし。美味しいご飯も食べたいな。ウニ丼最高に美味しかった。支援に行った仲間ともまた一緒に活動したい。

参加して良かった。









また来てねって嬉しいな。
お婆ちゃんが僕らを思い出すその前にまた、行くよ。