少しの坂で息があがり、白く変装した二酸化炭素が顔を見せる。リュックの紐から押し潰された肩が悲鳴をあげる。先週末、自宅で祖母が転んだ。 文字で書くとこんなにもあっけからんとしているのか。部屋のドアを開けて、スリッパを履こうとしたところ、つまづ…
雲の直ぐ下に住んでいる。耳朶の下を潜り抜ける風を感じながら、もう会う事は無いだろうなと気持ちが少し落ち込む。最近は曇天しか見ていない気がする。 動きも鈍くなる様な気がして、関節の動きが悪くなる。下書きをしている間に年が明けたようだ。元旦の朝…
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