Bitter Sweet

ときめきたいったらありゃしねえ

大学

肌色の壁(つや無し)

合同説明会 というワードを、垂れ流しのテレビの中の人が口にした。ハッとする。 もう1年経ったのか。1年前の3月1日。 例年より就職活動が後ろ倒しになったからと、周囲を取り巻く全ての人に急かされた結果、リクナビだのマイナビだの何の事だかさっぱり分か…

ひしゃげた襟元が気になって

駅に向かって道路沿いを歩く僕の鼻の前を、焦げたエンジンの匂いが横切った。悪くない。20時30分会話をしている相手の顔が見えにくくなって漸く、日常を取り戻した。昼下がり位からだろうか。現状を報告して、過去を洗って、将来を語った。持ちつ持たれつで…

異臭の強襲

過敏性腸症候群に加え逆流性食道炎の僕は自分の何を信じて生きていけば良いのだろう。朝はトイレで一定時間過ごさないと不安で外出は出来ないし、朝ごはんで牛乳はまず飲めない。「東京の学生はもう動いてるよ」就職活動を目前に控え、不安と期待に揺れる僕…

掘り炬燵を囲んで

自分が満ち満ちた時間を送れているのは粗、いや、全て他人のお陰だ。僕の場合は。感謝と尊敬と配慮の入り組んだ空間というものは最高に気持ちが良い事を改めて知った。お酒なんか飲まなくても酔っ払えるし、それは頬も紅潮してしまうものだ。「寝ないでね!…

俯くなよ、振り向くなよ

恐らく、初めてユニフォームを着た人が画面の向こうで嗚咽を漏らしているのを見た時からこの違和感は続いていて、高校サッカーや高校野球などが負けを美談にするような風潮をどうしても好きにはなれない。 ましてや真冬の国立のスタンドでマフラーをぐるぐる…

レリゴー、レリゴー

11月も半ばになり我々大学生は着用する衣服の幅が増える決まってこの時期になると奴らは薄ピンクでファーの付いたコートを羽織り肘を垂直に曲げバッグを持っていて、安物のヒールをカツカツと響かせながら歩く。自己顕示欲や承認欲求を撒き散らして歩く女子…

リッケンバッカーを掻き鳴らして

この日記を書き始めたのは夜、10時。田舎故にこの時間が最終電車。そんな全く役に立たない四角の箱に乗りつつ言葉を打っている。電車の中は暖房が入っていて、寒さでろくに動かなかった指がするりとほどけた。まあ、それ位は役に立っているけれど。さあ、書…

後期、始動。

どうもこんにちは お久しぶりです。 大学生 三年生 夏休み こんなにね、希望の溢れるワードが全て当てはまる今季の僕。 ブログなんか書くわけあるか。 でも結局あれ。 クソみたいな夏期休暇。 夏休み失敗。 休暇を失敗するって何ぞや? そう思う方もおられる…